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JR山手線、新駅

2019.01.12

今回は、以前より期待されているJR山手線の新駅についてご紹介します。

 

弊社のホームページで以前ご紹介させていただいた情報ではございますが、2018年1月より大幅にホームページをリニューアルさせていただいた兼ね合いで、ブログ記事のリフレッシュがございました。そのため、山手線新駅について過去ブログでご覧になられた方も、今日始めてご覧いただく方も振り返りながら読み進めていただくと幸いです。

 

まず、JR東日本(正式名称:東日本旅客鉄道株式会社)から新駅を設置すると正式発表されたのは2014年6月です。新駅の場所が、JR山手線『田町駅』~『品川駅』のあいだ。開業時期は、2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会にあわせた開業を予定しているとしていました。

 

(初回発表ページ:https://www.jreast.co.jp/press/2014/20140604.pdf)

(概要発表ページ:https://www.jreast.co.jp/press/2016/20160903.pdf)

 

次に、JR東日本から新駅の駅名募集を今年の6月5日 ~ 6月30日に行い、

12月4日ついに駅名が正式発表されました。

 

新聞やTVニュースなど報道によって、既に耳にした方もいらっしゃるかと存じますが、

改めてご紹介いたします!

 

『 高輪ゲートウェイ 』

 

選定の理由を正式発表文章から引用させていただきますと、「この地域は、古来より街道が通じ江戸の玄関口として賑わいをみせた地であり、明治時代には地域をつなぐ鉄道が開通した由緒あるエリアという歴史的背景を持っています。新しい街は、世界中から先進的な企業と人材が集う国際交流拠点の形成を目指しており、新駅はこの地域の歴史を受け継ぎ、今後も交流拠点としての機能を担うことになります。新しい駅が、過去と未来、日本と世界、そして多くの人々をつなぐ結節点として、街全体の発展に寄与するよう選定しました。」とあります。

 

(駅名発表ページ:https://www.jreast.co.jp/press/2018/20181201.pdf)

 

 

 

駅名発表ページを見て、個人的に気になった点がいくつかあったので、JR東日本へ直接

電話を掛けていくつか質問してみましたのでご紹介いたします。

 

Q1、『高輪ゲートウェイ』という駅名で決定したとありますが、

   こちらの名称での応募が多かったということなのでしょうか。

A1、こちらの名称で決定した経緯や選考過程についてはお答えいたしかねますが、

選定理由は記載させていただいた歴史的背景から決定させていただきました。

 

Q2、駅名の下に参考として第1位高輪・第2位芝浦・第3位芝浜とありますが、

   これは応募の数での順位なのか、選考委員の方々で話し合って決めた順位なのか

教えていただけますか。

A2、こちらはご応募いただいた数で決まった順位になります。

 

Q3、応募された方々は高輪駅・芝浦駅・芝浜駅として名称が決定することを

期待されていたのではないでしょうか。

A3、決定した内容や詳細に関してはお答えいたしかねます。

 

Q4、報道では『泉岳寺駅』や『JR泉岳寺駅』で良かったのではないかという声も

耳にしますが、その部分について検討は無かったのでしょうか。

A4、申し訳ございません、お答えいたしかねます。

 

Q5、『高輪ゲートウェイ』という駅名に対して反対意見や再検討を求める声などが

届いていると報道されていますが、そういった声はどのぐらい届いていますか。

A5、申し訳ございません、お答えいたしかねます。

 

気になっていたことについて、ほぼ教えてもらうことが出来ず、少々残念ではございますが、様々なメディアの関係者からも同じようなお問い合わせやご質問が届いていると思うと、とても大変なお仕事ですね。今回の質問にご対応していただいたJR東日本の電話を担当された窓口の方、ありがとうございました。

 

さて、不動産業者のブログなので不動産に焦点を戻します。

今回お伝えしている高輪ゲートウェイ(新駅)が出来たり、各駅停車しか停まらなかった駅に快速や準急・急行や特急などが停まるようになったり、直近で良い例を紹介すると大井町駅(品川区)のように大型施設が出来たりすることで利便性や需要などが増し、路線価や地価公示に影響を及ぼします。

 

その影響は様々で、直接的なものですと土地の価値に影響し、土地や建物の売買価格が高騰することもあれば、間接的には人気の集中などによる店舗・テナント・賃貸住宅の賃料が高騰することもあります。

 

さきほど、新駅周辺の不動産取引についてJR東日本の発表前と発表後の比較のため、

東日本レインズの成約事例を確認したところ面白い結果が出てきました!

 

まずは土地や一棟建物の売買ですが、

2004年4月~2014年5月までは 土地の坪単価 350万円(平米単価105万円)前後、

2014年6月~現在までの 土地の坪単価450万円(平米単価136万円)前後に上昇。

 

つぎに単身向け区分マンションの売買ですが、

2004年4月~2014年5月までは 平米単価 35万円~100万円 でしたが、

2014年6月~現在までの 平米単価45万円~130万円 でこちらも上昇。

 

駅の開業が2020年のオリンピックに合わせる予定と発表がありますので、駅が実際に稼働し始めたらさらに需要は高まり、地価上昇は避けられないと思われます。

 

これから物件購入を考えている投資家様には是非知っておいていただきたいことで、

とても大切なことを最後にお伝えします。もう少しだけブログにお付き合い下さい。

 

なにが大切かと申しますと、

都営浅草線・京浜急行本線の『泉岳寺駅』は、下り『羽田空港駅』まで約30分!

上りはオフィス街として有名な『新橋駅』まで約8分!『日本橋駅』まで約13分!

さらには『成田空港駅』まで約90分!これらすべてが乗り換え無しの直通なのです!

 

いま現在の駅・電車の利便性も凄いのですが、さらにJR山手線が加わるのです!!

 

外回りの『渋谷駅』約13分、『新宿駅』約20分、『池袋駅』約28分、

内回りの『東京駅』約12分、『秋葉原駅』約16分、『上野駅』約21分、

私はとてつもない利便性だと感じています!皆様はどのように考えますでしょうか?!

※上記乗車時間は、JR山手線『品川駅』を基準に新駅が出来た想定で算出した時間になります。

 

最後に、私どもYCMリアルエステートインターナショナルでは、

『泉岳寺駅』最寄りの物件の媒介・ご紹介をさせていただくことはもちろんですが、近隣駅の『田町駅』、『品川駅』、『高輪台駅』、『白金高輪駅』、『白金台駅』最寄りの物件に関しても定期的に媒介・ご紹介させていただいております。

 

本ブログを見ていただいて、新駅周辺の不動産購入をご検討されるなら、

まずは弊社までご一報ください☆